繰越欠損金を活用した譲渡益の確保について

今回は事業譲渡における繰越欠損金を活用した
譲渡益の確保について、簡単ではございますがお伝えできればと思います。

通常、事業譲渡で店舗売却をする場合、
実効税率に消費税も加わりおよそ40％の税金がかかります。
1億円で売却したとしても4000万円は税金でひかれることになります。

大切なお店を売却しても多額の税金がかかるからと
躊躇される経営者様も多いのではないでしょうか。

この場面で譲渡益に対して繰越欠損金で相殺することで、
法人税などの節税が可能になります。
たとえば、5000万円の繰越欠損金がある場合、

・売却による課税所得＝1億円-5000万円＝5000万円
・発生する税金＝5000万円×0.4＝2000万円
・節税効果＝4000万円-2000万円

上記のように2000万円の節税ができ、8000万円のキャッシュを残せることになります。
より多くのキャッシュを残すことで、
借入金の返済や、最新機材の購入などの投資が可能になり
経営を安定させることに繋がります。


ユニヴでは上記以外にも企業様の形態に合わせた解決策を提案させていただいております。
是非一度、些細なことでも構いませんのでご相談いただけましたら幸いです。