アドバイザーコラム ADVISER

譲渡相場について

最近お客様から「譲渡相場」についての
ご質問をいただきました。

M&Aを検討している方の中には、
その譲渡価格の相場観を見てM&Aするかどうかを考えたい方も多いかと思います。

M&Aには明確な相場計算式というものが統一されているわけではなく、
「利益の何倍」のような単純な計算式で売買額を決定することは難しいです。

誰にどう売り込むか
どれだけ買収意欲が強い相手を見つけられるかによって
最終的な売買額が変わってきます。

現在の薬局M&Aの相場は、2極化しているように感じています。

新型コロナウイルスの影響により
もともと利益の少ない薬局が、
処方せん枚数の落ち込みにより切り離しをお考えの方が多く
店舗ごとの質を高めるようなM&Aが増えてきています。

その結果、売り上げの少ない店舗へは営業権をほぼつけない。
一方で何社も買いたいと手が上がるような店舗は
これまで以上の譲渡価格を提示していただけることもあります。

売上規模の大小に限らず、
売却店舗のメリットを最大限引き出せるような買い手をみつけることが
大切になってくるかと思います。

例えば売上が落ち込んでいるような店舗でも
買い手として在宅医療に特化しているような薬局であれば、
売り手様が納得するような価格ですぐにM&Aが進行することもあります。

ユニヴでは薬剤師紹介事業で30年間培ってきた薬局様・独立薬剤師様との
ネットワークがございますので、最適な買い手様をみつけさせていただきます。

継承に関してお困りごとや検討途中でも、ユニヴにご相談いただけますと幸いでございます。

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