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薬局淘汰時代

上場する調剤薬局・ドラッグストア主要23社の2021年度上期決算が出そろいました。
23社中20社が増収を確保し、その中でもドラッグストアは全社2ケタ台の伸びを確保しています。

また、調剤薬局チェーンでは売上高の伸び率はドラッグストア勢に及ばないものの、
営業利益では多くの企業が2桁台の増益、または黒字転換を達成しました。

調剤薬局チェーンでは上位の企業を見ると、売上高・営業利益ともに
新型コロナ感染拡大前の水準を上回るまでに回復しているものの、
中盤以降に位置するチェーンの中にはコロナ前の水準に届いていない企業も目立ちます。

最近ではスーパーマーケットチェーンの万代がドラッグストアを展開するシグマ薬品の全株取得をしたとことや
スーパーのカスミがウエルシア薬局と融合した新業態店を開店するなど
消費者の多様なニーズに応える形で動いています。

一方、調剤薬局の倒産が2021年度過去最多の数字を示しています。
2021年1~11月の倒産は26件、(2020年前年同月16件、2019年12件)と急増しています。

ドラッグストアや大手調剤薬局が勢いを増し、
中小企業が大手の傘下入りしていることや倒産件数が急増している状況をみると
大手薬局チェーンによる寡占化・薬局淘汰が進んでいるように感じます。

時代の変化に対応し他社とどう差別化していくかをしっかり考えていく必要がありそうです。

薬局経営に関するお悩みがありましたら
ユニヴへお問い合わせください。

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