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健康サポート薬局の役割

薬局の利用に関して、初めて厚生労働省は世論調査を実施したとの事。
その中で2016年4月よりスタートした健康サポート薬局について興味深い結果が出ました。

認知度に関しては、9割が存在を知らず、知っているのは1.5%と全く周知が進んでない状況。
「知らなかった」が91.4%「言葉だけは知っていた」が6.5%、
今後健康サポート薬局に健康相談をするかを聞いたところ、3人に2人が「思わないと」回答。
理由としては「医療機関で健康相談をする」との回答が過半数であった。

また、健康サポート薬局を確立するにあたり、かかりつけ薬剤師の存在は欠かせませんが、
このことについて「病院や診療所ごとに近くの薬局にいく」が57.7%、
「特に決めてない」13.7%、「かかりつけ薬剤師・薬局を決めている」7.6%と回答。
そのうち、かかりつけを持つ層に決めた理由を聞いたところ、
「信頼できる薬剤師」「飲み合わせの確認」「生活状況や習慣を理解した薬の説明」が上位との事。

この結果を踏まえ、健康サポート薬局の認知度も然り、医療機関と連結を図り
薬局の集客や、薬剤師の在りかたも大事になっていくのではないでしょうか。

今回はピンポイントに健康サポート薬局についてのデータでしたが、
ユニヴでは調剤薬局の運営やM&A・人材確保・医薬品の共同購入など多角的に支援をしております。
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