薬局経営お役立ちコラム COLUMN

M&A

薬局経営の課題と対策集

事例1今後いつまで続けられるか、門前の先生や患者様に迷惑をかけることがないか心配

開業して数十年働き続け経営者様自身も体力的に厳しくなり調剤業務中のミスも目立つようになってきました。若いころと違い、なかなか思うように体も動かなくなり、後を継いでくれる人もいないし、自身の代で閉じようかなと考えることも多くなってきました。
しかしながら、門前の先生との関係や、来ていただける患者様のために薬局を開けておかないといけないという責任感で現状維持がやっとの状態です。
以前でしたら、薬剤師を多めに雇用して負担を少なくすることもできましたが、報酬改定による収益の悪化や、患者様の数も減ってきてぎりぎりの人員配置での運営を余儀なくされている状況で自分が働くことができなくなったら患者様や門前の先生、従業員についてもどうしようかと思い悩んでいます。

ユニヴのM&Aでは

オーナー様が手塩にかけて育ててこられました薬局を、文化や風土はそのまま引継ぎ、より良い薬局にしていただける譲渡先をご紹介させていただいております。
新たな運営母体に代わることによって、今まで来ていただいていた患者様にご迷惑になることなく、オーナー様にはしっかりと引継ぎをしていただき、スムーズに承継を行うことのできるよう、オーナー様のご意向にご理解いただける薬局様とのご縁をお結びさせていただきます。M&Aにおきましては必ずしもこれといった方法はございません。
売り主様のお悩みをM&Aという手法で解決するために、調剤薬局業界に精通しております弊社をご活用くださいませ。

事例2まだまだ頑張りたいが1人での経営や業界の先行きが不安

体力的にも問題なく、また子供が社会人になるまでは何とか続けていかなくてはいけないと考えております。
しかしながら、2年に一度の診療報酬改定での収益性の悪化や、恒常的な薬剤師不足によるリスク、自社の企業努力だけでこの先数十年と薬局を継続させることを考えると不安です。
周りからは、M&Aも勧められますが売却してしまうとする仕事がなくなることや、今まで苦労を共にしてきた従業員や門前の先生、支えてくれた患者様たちに申し訳ないという気持ちでなかなか決断できません。
何か良い方法はないでしょうか?

ユニヴのM&Aでは

資本と経営の分離をお勧めします。
ご相談いただく薬局経営者様の中で同じようなお悩みをお持ちの方は非常に多いです。
しかし、昨今の調剤薬局M&Aにおける情報が世間的に乏しいため、「M&A=敵対的買収や売却したらすべて買い手企業の運営方針が適用される」など、ひと昔前のイメージを想像しがちです。
昨今の調剤薬局M&Aの現状はネガティブなものではなくなってきています。株式を譲り経営と資本を分離することで、経営においては今まで通り行っていただきつつ、買い手企業の一員になることで薬剤師の安定的な供給を受けることや、スケールメリットによる薬価差益の享受、その他経営面でのご自身で解決せざるを得なかった問題を買い手企業が解決することにより、現場の経営に専念することができます。
それにより、今まで以上に患者様と向き合うことが出来、結果的に良い医療を提供することが可能になります。

弊社では、長年薬剤師の紹介で培ってきました調剤薬局様との関係性がございます。貴社のご希望に合った提携先をご紹介することが可能です。

事例3後継者はいるが、財務状況などを見た時に継いでくれるか心配

息子が薬剤師で、会社を継ぐことにはある程度理解をしてくれてはいるが、現状の会社の状況を顧みたときに息子が本当に継いでくれるか心配しております。
というのも、まだ会社の財務状況をしっかりと伝えておらず、店舗展開に失敗した際に出来た負債が重くのしかかっており息子がそれを見たときに継がないと言いかねないからです。出来れば負債をある程度減らした状況で承継させたいと考えていますが、そのような方法はありますか?

ユニヴのM&Aでは

事業承継で親族が後継する場合によくあるお悩みです。
後継者は今まで雇われる側として暮らしてきたため借金(負債)に対する考え方が経営者の価値観とは大きくかけ離れていることが多いです。
ですので、引き継いですぐに多額の負債がある場合は、承継を躊躇しかねないケースもございます。
M&Aは会社そのものを売却することも可能ですが、薬局の店舗のみを売却することも可能です。
まずは、自社の負債額を改めて確認いただきまして、そのうえでどの店舗を売却すれば売却益で負債がどの程度返済できるかなどご相談いただけましたら幸いです。
会社全体として負債を抱えていても、店舗の譲渡においては収益性を保っていれば売却することは可能です。
息子様へ承継するにあたり、改めて財務状況の見直しを図る良い機会かと思います。

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